富士宮やきそば学会会長
NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗代表理事

地域ブランドは“ホラ吹き”がつくる!!
220億の経済波及効果を生んだ富士宮やきそば

　静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」を「日本一のB級グルメ」（B-1グランプリ2年連続優勝）という全国ブランドに育て上げ、年間約60万人の観光客、約220億円の経済波及効果を生み出した”伝説の人物”こそ渡辺英彦氏です。
　氏の地域ブランド戦略は、①お金をかけずにマスコミが飛びつきそうな企画を考え、②ユーモアたっぷりのキャッチコピーやネーミングで関心を煽る――です。それは地域おこしの集まりを「富士宮やきそば学会」とネーミングしたことにはじまり、富士宮市内のやきそば実態調査のメンバーを「やきそばG麺」、横手、太田市とのやきそば比較イベントを「三者麺談」、「富士宮やきそばアカデミー」修了生を「麺許皆伝」、首都圏からのツアーを「ヤキソバスツアー」、ツアー参加者に配られた食事券を「麺財符」、「麺財符」の使用可能店を「麺税店」、やきうどんのメッカ・北九州市小倉との「麺対決」は「天下分け麺の戦い」といった具合です。
「うまいもの」はどこにでもある、いかに「うまい話」を作り上げるかが大切、という渡辺氏の肉声に触れてみませんか？　皆様の来場をお待ちしております。


渡辺英彦（わたなべ・ひでひこ Watanabe Hidehiko）氏の略歴
1959年富士宮市生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒。外資系損保AFIA勤務後帰郷。1997年社団法人富士宮青年会議所理事長、静岡県未来づくり学士、㈲インシュアランスブレイン代表取締役、NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗代表理事、富士宮やきそば学会会長、B級ご当地グルメで街おこし団体連絡協議会（愛Bリーグ）会長、経済産業省コンテンツ制作環境整備事業地域プロデューサー等務める。平成14年度静岡県観光大賞、明日の日本を創るふるさとづくり推進奨励賞、関東商工会議所連合会ベストアクション賞、静岡県知事顕賞、岳南朝日新聞社賞等受賞。著書に『ヤ・キ・ソ・バ・イ・ブ・ル―面白くて役に立つまちづくりの聖書』（静新新書）等がある。