山中 直樹 氏

株式会社四季リゾーツ代表取締役社長

 景気の長期低迷の煽りを受け、企業の保養所はピーク時の半減以下となっています。そんな中、閉鎖保養所を活用し、宿泊と夕食を分離したホテルのサービス、「365日いつでも、一泊朝食付き5,250円」をコンセプトにリゾート市場に革命を起こしているのは、株式会社四季リゾーツの「四季倶楽部」です。
社長の山中直樹氏は、三菱地所の社内ベンチャー制度に応募してエリートサラリーマンを辞し、①サービスの限定、②ひとり何役も、③電気・光熱費などの削減――を目指しました。
 しかし、当初は従業員不足でサービスが不行き届き、オープン1か月で12人中、8人が職場を去り、あと1人でもやめたら営業停止という危機に陥りました。それを救ったのは、身重の夫人と70歳手前の母親の協力、そして従業員に語った「夢」です。経営が順調に推移していた矢先、社員教育が追いつかずに外部委託していた施設で偽装が発覚し、宿泊客全員に食費を払い戻す、といったこともありました。
 それらを乗り越えた今、「四季倶楽部」の運営施設は、直営が24、提携が国内84・海外3ですが、客室稼働率年平均90%超、リピート率も50%超を確保するまでになりました。
 テレビ東京 経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」から半年を経て、さらに飛躍する四季リゾーツの過去・現在・未来を、山中氏に語っていただきます。お聴き逃しなく。



山中直樹(やまなかなおき Yamanaka Naoki)氏の略歴
1964年福岡県生まれ。89年東京大学法学部卒業後、三菱地所㈱に入社。総務部、経理部、関連事業部を経て、2001年に同社「社内ベンチャー制度」により、㈱四季リゾーツ代表取締役社長に就任。08年10月6日付で三菱地所退職し、四季リゾーツをマネジメント・バイアウト(MBO/経営陣が参加する買収)した。同社は企業保養所の経営受託および賃借による泊食分離型ホテル「四季倶楽部」シリーズを直営24施設展開。05年より旅館・シティホテルとの提携を開始、「四季倶楽部」の拡大を図っている。










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