藻谷 浩介 氏
日本総合研究所調査部主席研究員 地域エコノミスト
“「里山資本主義」とは、お金の循環がすべてを決するという前提で構築された「マネー資本主義」の経済システムの横に、こっそりと、お金に依存しないサブシステムを再構築しておこうという考え方だ。お金が乏しくなっても水と食料と燃料が手に入り続ける仕組み、いわば安心安全のネットワークを、予め用意しておこうという実践だ。勘違いしないで欲しいのだが、江戸時代以前の農村のような自給自足の暮らしに現代人の生活を戻せ、という主義主張ではない。お金を媒介として複雑な分業を行っているこの経済社会に背を向けろという訳でもない。”(「里山資本主義」より抜粋)
全国で多くの反響を受け、各地で里山資本主義の世界を夢見て実践する人が続出しています。電気も燃料も食料も住まいも外から仕入れている現状に対し、今一度みなさんが暮らしている地域について見直してみませんか?懐かしくも未来へ向かっている藻谷氏の話からは、きっとこれから進んでいくべき道を見る事ができるはずです。
※※場所と時間にご注意ください※※
■日 時 2015年3月14日(土)
- 9:30~10:00 開場・受付
- 9:45~10:00 地元各団体による活動紹介
- 10:00~10:10 開会・講師紹介
- 10:10~11:40 講演
- 11:40~12:00 質疑応答・閉会
■会 場 大里綜合管理(株) 1Fホール