鶴岡 秀子 氏
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト㈱代表取締役CEO
夢を実現する自分!に出会う方法
九十九里浜に「伝説のホテル」第1号をオープン!
180万部突破の『夢をかなえるゾウ』に代表されるように、書店には「夢をかなえる……」自己啓発本がところ狭しと並んでいます。裏を返せば、「夢をかなえる」のは至難ということだと思います。
そんな中、夢をかなえる申し子のような女性に出会いました。「人生ゲーム」が大好きで、事業家の父親の影響もあり、10歳のときから「起業」を夢見てきたという鶴岡秀子氏です。大学卒業後、婦人服販売の会社で1人で20人分の売上げを挙げると、経営企画や人事企画へ異動して社長の秘蔵っ子として活躍しながら、違う業種も経験したいということで、コンサルタント会社へ転職し、経営戦略及びヒューマンリソース、ナレッジマネジメントのシニア・コンサルタントをつとめました。
念願の「起業」を実現させると、「伝説のホテル」づくりに奔走します。その「伝説のホテル」とは、“7つの教え”を体現したい人が働き、賛同する人が支援し、共感する人が泊まるホテルです。1000年後の地球のため、世界のためになるホテルというコンセプトも有しています。
2010年、千葉県の九十九里浜の砂浜の、太平洋を眺望する小高い丘の上に、「伝説のホテル」第1号となる「THE LEGEND CLIFF HOTEL」が誕生します。オープンに先駆け「夢をかなえる」プロセスを、鶴岡氏から聴いてみたいと思います。
鶴岡秀子(つるおか・ひでこ Tsuruoka Hideko)氏の略歴
1968年5月東京都生まれ。日本大学経済学部卒業後、1991年㈱ロベリアへ入社。販売で実績を挙げ、経営企画、人事企画に異動。1999年朝日アーサーアンダーセンでシニア・コンサルタントをつとめる。2000年㈱サイバーブレインズで取締役に就任し、営業・提携・IR・広報をメインに行う。2005年ブースト・パートナーズ代表取締役社長に就任。2006年ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト㈱代表取締役CEOに就任し、「伝説のホテル」設立を目指す。著書に『一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業』、『10歳から起業すると決めていた』(ダイヤモンド社)、『天国体質になる!』(講談社)がある。
- 講演レポート
- ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト㈱代表取締役CEO
- 鶴岡 秀子 氏
- ご意見 【講師・参加者】
- 講師のコメント (鶴岡秀子)
- 第1号のホテルを九十九里からスタートできる誇り
- ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト㈱
- 代表取締役CEO 鶴岡秀子
- 皆さん、こんにちは!
- 昨日は、とっても素敵な時間を過ごさせて頂いて
- 本当にありがとうございました。
- 会場の皆さんの、あったかい気持ちが伝わってきて、
- とっても楽しくお話をすることが出来ました!
- 講演会では、
- 「夢を実現できる自分に出会う方法」というテーマで
- お話しました。
- 私がどうやって一歩踏み出すことができるようになったのか?
- 小さい頃に限界を与えられなかった経験。
- お客さまを変えようとするのではなく、自分が変わることで
- 世界を変えていく方法。そのためのフォーカスする視点。
- 「天国体質」な人とは、セルフイメージの高い人である事実。
- セルフイメージの高い人は、自分を信じている人。良い意味
- での自信を持つためには、小さな約束を守ることが効果が
- あること、をご紹介して「天国体質」になるための方法も
- 共有させて頂きました。
- そして、「素直」と「感謝」の大切さ。自分に許可を与える
- ために、自分自身で出来ること(セルフイメージ)と
- 仲間と一緒にできること。
- 最後には、「実現する人の夢の語り方」を【伝説のホテル】
- の事例を交えながらご紹介しました。
- 短い時間でしたが、盛りだくさんでしたね。
- 終了後の懇親会では、たくさんの質問を頂戴し、またまた
- ミニ講演会のようになりましたね。本当に楽しかった!
- 【伝説のホテル】は、
- 泊まることで世界のためになるホテルを目指しています。
- 第1号を九十九里からスタートできることを、私は本当に
- 誇りに思っています。
- ぜひぜひ、今後とも応援を宜しくお願い致します。
- つるちゃんこと鶴岡より
- 参加者の声
- 第28回ねっと99 夢フォーラム
- 「夢を実現する自分!に出会う方法」
- ~九十九里浜に「伝説のホテル」第1号をオープン!~ に参加して。
- 千葉県長生村 議会議員・観光協会長・商工会副会長
- 酒井洋樹
- 講演をおこなってくださった鶴岡さんは、大手流通業、外資系大手コンサルティングファームを経て、ITベンチャーを創業、現在はホテルマネジメント会社を経営という経歴から想像できる「クールで物静かでやり手な」イメージとは裏腹に、実にホットでにぎやかで自分のことを「つるちゃん」と呼ぶ、チャーミングで人情味溢れる方でした。
- お話は主に夢の実現に対する姿勢のあり方や考え方などが中心となり、その中でも私が特に気に入った言葉は二つ。「天国体質」と「最初に始める」
- 物事を前向きに、ポジティブに捉え、へこたれず、後ろを向かずに進んでいくこと。それを鶴岡さんは「天国体質」と呼んでいます。昔の言葉で言えば「極楽トンボ(楽観主義者)」ですね。
- しかし、どんな楽観主義者もそうだと思いますが、実は鶴岡さんも人の目につかないところで大変な努力をされていることがお話からうかがえます。
- ご本人は苦労だとは思っていないようですが、「お客から好かれるのではなく、お客を好きになる」ことも、「毎日、小さな約束を自分に課して実行する」ことも、一見地味ですが大変な事ではないでしょうか。
- つまり、「天国体質」とは、その柔らかなイメージとは逆に、何か大きな事を成し遂げようとするときに必要な、強い意志と信念に基づいた言葉だったわけです。
- 「最初に始める」は、鶴岡さんの少女時代にあった可愛らしいエピソードに基づいていますが、これも夢の実現の大切な要素だそうです。
- 素晴らしいアイデアも、誰かに先に実行されてしまえば無意味になりますね。目的達成のために、誰よりも素早く着眼し、アイデアを練り、実行する。二匹目のドジョウでは価値が半減するということでしょう。
- 言葉にしてしまえば簡単ですが、人の一歩先を歩む時の風当たりの強さは容易に想像できますね。それを事も無げにお話しする。
- まさに「白鳥は優雅に見えて、水面下では必死に水を掻いている」という言葉通りです
- 私自身、楽観主義者を自認してはいますが、では、楽観を裏付ける為の強い意志と信念に基づいて、常に誰よりも素早く行動しているかと問われれば「?」マークが付きます。
- 今回、鶴岡さんの講演を聴き元気を頂くのと同時に、地域の活性化というテーマのために暗中模索で歩いていた自分の目の前に、道を記した大きな地図を広げて頂いたような気になりました。
- 参加者のアンケートより